mamajobは妊娠・出産・子育てとライフステージが変わっても、女性が輝ける社会にしていきます
アイコン説明
第9回目は・・廿楽 真記子さん
職種:
学研教室での学習指導、教室の運営
雇用形態:
フランチャイズ契約
勤務時間:
週4日、授業は午後2時半から5時半まで(ほかに指導の準備などのために1日1~2時間使っています)
『あきらめじゃなくて『人生のリセット』。
気持ちを切り替えたら“一生もの”の仕事に出会えました』
廿楽さんの転機は娘さんの下に双子の息子さんが生まれたときでした。フルタイムの仕事への復帰は難しくなりましたがもともとじっとしていられないタイプ。「あきらめじゃなくて人生をリセットしよう」と前向きに考え、育児と両立しやすいホームスクールの仕事に興味を持ったとか。未経験の仕事でしたが持ち前のチャレンジ精神で3年前に学研教室をオープン。40人の生徒と3人の子どもたちに囲まれ充実した毎日を送っているそうです。
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幼児から小6までの子どもたちに国語や算数を教えています。一番の魅力は子どもの成長する姿を間近で見られること。自分もその成長の手助けをしてあげていると思うとやりがいも感じますね。教えているようで教えられているんだなあって思うことも多いですよ。
仕事の量をライフスタイルの変化に合わせてコントロールできるところもうれしいですね。子育てが一段落ついたら教える時間を増やすつもりです。一生続けたいって心から思える仕事に出会えて幸せです。
夫の帰りがとても遅いので子育ても家事もほとんどひとりでやってます。ただ休日になれば夫はとても協力的。子ども3人と一緒によく近所を散歩していますよ。
夫も子どもたちも私の仕事を応援してくれています。小2の娘が最近熱を出したことがあったんですが、何も言わないのに自分の部屋で静かに本を読んで待っててくれたんです。娘なりに私の仕事に協力してくれているんだなあって思いましたね。その娘が最近うれしいことを言ってくれたんです。「ママみたいに(先生に)なりたい」って。ママだけじゃなくて1人の人間として私を見てくれているんだなあって感激しました。
1日にやるべきことはたくさんあります。時間を無駄には使いたくありませんね。家事は午前中に一気にすませてしまいますし「3歩の無駄もなくしたい」って、しょっちゅう部屋の模様替えもしてますよ
「自分のための時間を持つ」
在宅の仕事は24時間働ける状態。だからこそ「ここまで」っていう線引きが大事だと思います。やろうと思えば24時間仕事になってしまいますから。私は夜の2時間だけは家事も仕事もしない自分の時間に決めています。読書したり、木工や刺繍などをしたり…。いい気分転換になります。この“ぜいたくな”時間があるからこそがんばれるのかもしれませんね。
自分のできる範囲内で無理せず仕事を始めてほしいですね。自分のキャパを超えて働くと子どもに影響がでるし「わたしのせいで…」って自分を責めてしまうことになりますから。
子どもがいると確かにそれまでみたいに好きな仕事が選べなくなる面はあります。そんなときは「人生のリセット」だって気持ちを切り替えてみてください。すべてが「ゼロ」に戻るわけではありません。育児の経験も立派なキャリアだし、これまでの人生で積み上げてきたものはこれからどんな仕事に就いてもきっと役立つはずです。自信を持って仕事に復帰してほしいですね。
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※平成19年度に取材させて頂きました内容になります。
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