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アイコン説明 第12回目は・・福原房巳さん 職種：ファイナンシャルプランナー　|　雇用形態：葛飾福原代表　個人事業主 勤務時間：時間は毎日変動 『家族のために頑張るパワフルママ！ 仕事も家庭も信頼関係が一番です』 房巳さんはご主人のご両親と同居し、３年間専業主婦をしていました。そんな生活を一変させたのは、ご両親の突然の入院でした。看病のため病院に通う毎日。そして、ついには、ご主人も倒れてしまい、房巳さんが一家の生活を支えなくてはならなくなったのです。そこで、以前からお姑さんが営む保険代理店を手伝っていた房巳さんは、ファイナンシャルプランナーの資格を活かし、保険の代理店の運営を始めました。今では全国にお客様を持ち、講師もするパワフルママです。

「保険」というものを、自分が事業としてやるのには少し抵抗がありました。でも、お客様から感謝の言葉を頂くにつれて、「本当にお客様のためになるものだけを考え、提案すれば楽しくできるのでは」と気持ちが変化し始めたんです。 自分を頼ってきてくださったり、二世代に渡りお願いされたり、お客様を紹介して頂いたりすると、信頼して頂いていることに喜びを感じますね。そういった信頼関係がとても重要な仕事だと思います。 二人の子どもは現在中学生になりました。二人とも、私が仕事をしていることに理解してくれています。夫も、私に仕事が入りやすい土日は食事を作ってくれるなど、いろいろ協力してくれています。両親が倒れたときも、一家の生活の全てが自分の肩にかかっていると思ったときも、夫の存在がなければ乗り越えられなかったと思います。そして、今も安心して働けるのは、夫との信頼関係があってこそのものですね。 「子どもをちゃんと観察し、関わること」。成人するまで、子どもは子どもですよね。仕事をしているとちゃんと見てあげられない部分も出てくるので、学校の役員になって子どもの環境に関わっていくようにしています。 それからもうひとつは「ママ友など横のつながりを大事にする」こと。小・中学生に進学すると、新しくて分からないことだらけ。同級生のママや先生とコミュニケーションをとれば、子どもや学校のことなどを聞ける環境をつくっています。 自分が楽しむことが一番大事。仕事をしながらの子育ても楽しいものですよ。 もちろん、仕事と子育てのどちらに力を注ぐのかと、悩むことも出てくることでしょう。そんなときは、仕事に復帰する前に『何のために働くのか』を、ゆっくり考えてほしいと思います。そして、両立のためには、だんな様との連携が必須。だんな様を理解し、自分の気持ち、家族の将来についてふたりできちんと話し合ってみてください。

※平成19年度に取材させて頂きました内容になります。

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