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第19回目は・・渡辺 恵さん
職種:保育士 | 雇用形態:正社員
勤務時間:7:15~20:00の中でのシフト制 (残業有り)(休みは週休2日)
専業主婦から資格を生かして世界を広げる喜び
幼稚園教師から結婚、妊娠を経て子育てに専念すべく退職、ところが育児が思うように行かずノイローゼ寸前に。救ってくれたのが社宅の先輩ママ達のアドバイスでした。その経験を生かしたい、資格を生かして社会復帰したいとの思いから今の会社に。去年17年ぶりに3人目を出産、半年の産休育休後、保育園に預けて仕事に復帰しました。

職場は会社が委託契約している病院の院内保育所のチーフとして、0~3歳まで現在およそ10人のお子様をお預かりしています。

命を扱う医療従事者を育児の面から支える仕事にやりがいを感じます。また、成長著しい乳幼児期のお子様方に日々接し、たくさんの感動を頂きます。

会社が運営する他の保育所との交流の機会もあり、多様化する保育ニーズを肌で感じつつ、保育の現場の最前線にいることを実感する日々です。

3人目が生まれてすぐ夫が九州に単身赴任に。 不安でしたが長女と次女が救ってくれました。二人とも思春期に私の妊娠から出産を見て感じることがあったようです。

今では授業、サークル、バイトをやりくりして三女の保育園の送迎や家事を分担してくれています。三女にしてみれば母が3人いるような状態です。

スケジュール調整が大変で綱渡りの日々ですが、おかげで家族の絆は以前よりも強くなったように感じます。

周囲の理解と協力が欠かせません!!勤務時間が早朝から夜間に及ぶため、出産前後に妊娠中毒症になった私は体調への不安が消えず、職場復帰についてかなり悩みました。

しかし会社では時間契約の勤務を認めていただき、家庭事情を考慮してシフトを組んでくれ、突発的なときはスタッフたちが快く勤務を代わってくれました。そんな家族や同僚との関係や会社の理解があればこそ、今があるのだと感謝しています。

私は以前、子供を預けて働くことは子供の成長にマイナスではないかと考えていました。 しかし預かる立場でお子様と接していると、家庭という環境だけでなく集団保育の体験も子供の成長に大きなプラスになることがよく分かります。

だから預けることに引け目を感じるのはナンセンス!「自分のせいでママがキャリアアップできなかった」なんて子供に思わせてはいけません。子供もハッピー、ママもハッピー、そんな信頼できる預け先が必ずどこかにあります。 それをぜひ見つけて下さい!


※平成20年度に取材させて頂きました内容になります。


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