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第20回目は・・越谷 絵里さん
職種:スポーツブランド本社で直営店管理業務 | 雇用形態:正社員
勤務時間:9:0017:30、月に数日は残業
経済的にも精神的にも自立してるから「自由」なんです!
スポーツブランド本社勤務の絵里さんの趣味はランニングにジム通い。海外旅行も行くし、飲み会も好きだとか。家族の協力と時間の有効活用で「(好きなことを)切り詰めない」アクティブなライフスタイルをキープしています。スポーティでさばさばした印象の絵里さんですが、そのことばや考え方には、悩んでいるママの背中をポンと押してくれる包容力とパワーがあります。

全国の直営店の管理業務や翻訳などを担当しています。出産前は出張や残業のあるポジションでしたが、いまは基本的にオフィスワーク。同じ部署内に小さなお子さんがいる人が多く皆とても理解があって助かっています。仕事に取り組んでいると不思議と育児のストレスがなくなりますね。
最近は「親子でもっとスポーツが楽しめる社会をつくるために何かできないかな」って考えています。せっかくスポーツブランドで働いているので「ママ」の視点を活かして具体化していきたいと思います。
夫は平日の休みに保育園の送り迎えをしてくれます。パパが迎えに行くと息子もうれしいみたい。風呂と遊びはパパ担当って感じですね、最近はキャッチボールを楽しんでます。
近くに住む母には残業時に保育園に迎えに行ってもらったり、預かってもらったりしてます。高尾(八王子市)の夫の実家には泊まりがけで子どもを預けたりしてます。両親も孫と会うのが楽しみなようだし、息子も実家が好き。わたしも息抜きができる。だから「みんな幸せ」なわけです(笑)。

「ランニングでストレス解消!」
5年前にホノルルマラソンに出場して以来ランニングを続けてます。息子がまだ寝ている時間を見つけて朝40分ほど走るのですが、汗を流すとすっきりします。週末にはジムにも行ってます。工夫すれば自分の時間は見つけられるものですよ。
「遠慮せず周囲を頼る」
子どもを母に預けて飲み会に出ることもあります。ママだけ飲みに行けないっておかしな話。ふだん頑張っているのだからたまには外で同僚や友人と楽しみます。ずうずうしいぐらい周囲に頼るぐらいでいいと思うんです。近くに頼れる親類がなければベビーシッターなどを利用してもいいと思います。我慢ばかりではストレスはたまる一方ですから。


両立は大変な面も確かにありますが、仕事を持つことでママ以外の「自分」ができ、外とのネットワークもできて世界がぐっと広がります。夫から金銭的にも精神的にも自立できるので、いろいろなものを「切り詰める」必要がなくなります。今年はハワイ、沖縄、ラスベガスに旅行に行きました。夫が休めなければ夫抜きでも行っちゃいます。「自分のお金」だからできることですよね(笑)。

スタートを切るのはエネルギーがいることです。わたし自身も最初は不安でした。でも何とかなるものですよ。ぜひ“一歩”を踏み出してみてください。


※平成20年度に取材させて頂きました内容になります。


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